国内女子ゴルフ「北海道meijiカップ」初日(5日、北海道・札幌国際CC島松C=パー72)は混戦模様となった。4アンダーの鈴木愛(28=セールスフォース)が単独首位につける中、イーブンパーの17位までに35人がひしめいている。

 首位と1打差となる3アンダーの2位につけた上田桃子(36=ZOZO)は、7番まで3ボギーと苦しい展開だったが、9番パー5で初バーディー。後半は3つのバーディーを奪取し、最終18番パー5はイーグルで締めて巻き返した。残り245ヤードの2打目を3Wで放ち、5メートルにつけて沈めた。

 上田は「最近首の痛みもあったが、今回は感じていない。少しずついいゴルフができている。今日も久しぶりに思うようなショットが打てたと思うので、それを記憶して明日につなげていきたい」。ここ1か月ほど悩まされた首痛からも解放され、若手に負けじとベテランが今季2勝目を目指す。

 2週前に地元・北海道で初優勝を飾った上田桃子は2アンダーの4位。再び地元Vへ好発進となった。同じく地元Vを狙う小祝さくらは、昨季の賞金女王・稲見萌寧(Rakuten)らとともにイーブンパーの17位につけた。