松山 東北愛で疲れ吹き飛ばす

2015年07月24日 16時00分

招待した子供たちと対面した松山(右)は笑顔で交流した

 男子ゴルフの「ダンロップ・スリクソン福島オープン」初日(23日、グランディ那須白河GC=パー72)、今季国内ツアー初出場の松山英樹(23=LEXUS)は2アンダーの34位発進となった。疲労はピークを迎えているが、東北への思いから何とか踏ん張った。

 

「慣れてないんで緊張しました。海外では自分がメーンじゃないんで」。昨年の初日を1000人以上も上回る2866人のギャラリーがスタート前の練習場から殺到する独特の雰囲気のなか、松山が終盤にバーディーラッシュを見せた。

 

 6番パー4の第2打を1・5メートルにつけると、次の7番パー5も第3打を2メートルに寄せて連続バーディー。9番パー4では「ティーショットも、2打目も、パットも良かった」と完璧なバーディーで締めくくった。それでも納得のプレーには程遠く、宮城・仙台から招待した13人の子供たちの前で「もっといいプレーが見せられれば良かったんですけど」と振り返った。

 

 東北福祉大(仙台)で過ごした東北への思いは強く、一昨年10月からバーディー1個につき1万円(イーグル2万円)を東日本大震災復興支援の義援金として、チャリティー活動を行ってきた。「どこにいくらということは公表していないけど、昨年も一昨年も数か所に寄付をした」(東北福祉大ゴルフ部・阿部靖彦監督)

 

 今後は現在の主戦場である米国でも「何らかのチャリティーをしていかなければいけないだろうし、本人もそう考えている」(同)と活動の幅を広げる考えだ。

 

 2日目は福島の子供30人を招待。松山は「全英オープン」からの強行日程に「しんどいです」としつつも「一日寝れば、変わることがたくさんある」。今度こそ会心のプレーを見せるつもりだ。