【全英OP】松山18位 ますます課題が浮き彫りに

2015年07月21日 16時01分

【英国セント・アンドリューズ20日(日本時間21日)】「全英オープン」最終日(セントアンドリューズ・オールドC=7297ヤード、パー72)、逆転Vを狙った松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの71のラウンドで8アンダーの18位に終わった。一時は首位に2打差に迫ったものの、終盤に後退。またしても、初のメジャー制覇はならなかった。15アンダーで並んだ3人のプレーオフを制したザック・ジョンソン(39=米国)が初優勝を挙げた。

 7番パー4、2メートルのチャンスをものにした松山は、この日3つ目のバーディーで10アンダーとスコアを伸ばした。

 最終組のスタート前とはいえ、この時点で首位とは2打差。10番パー4でバーディーを奪い、11アンダーとした瞬間にも、再び首位に2打差に迫り、優勝争いの輪の中に加わった。

 ところが、課題のパッティングで追い上げムードがはじけ飛ぶ。12番パー4で1・2メートルを外して、この日初のボギーを叩くと、悪い流れを止められない。15、16番では頼みのショットにもミスが出て、連続ボギーで万事休すとなった。

「10番までにどこまで伸ばせるかと思ってやっていた。途中までうまくいったが、そこから3つ、4つ伸ばさないと優勝には届かない」
 前半で伸ばすところまではシナリオ通りだったが、後半に失速。振り返れば、今大会は4ラウンドとも同じパターンでスコアを伸ばし切れなかった。前半9ホールは4ラウンドを通じてボギーなしの14アンダーだった。しかし後半は一度もアンダーパーをマークできず、6オーバーとスコアを落とした。

 全選手の平均がオーバーパーだった10ホールのうち、7ホールが後半に集中しているのは確かだが、あまりにも極端な結果。優勝したジョンソンがトータル3アンダー、1打差の14アンダーでメジャー3連勝を逃したジョーダン・スピース(21=米国)が4アンダーと後半もスコアを伸ばしたのとは対照的だ。

 最終18番パー4は全体で2番目にやさしいホールだが、松山はバーディーなし。パッティングから崩れた流れを最後まで引き戻せなかった。

「パットが入ったのは一日だけ。それが2、3日になるように、3日になれば勝てると思う」。6月の「全米オープン」に続き、グリーン上で苦しんだことで、ますます課題は浮き彫りとなった。

 最終日が月曜日にずれ込んだことで強行スケジュールとなってしまったが、今週は日本ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」(23日~、グランディ那須白河GC)に出場。慣れ親しんだ日本のグリーンで好調時の感触を取り戻したいところだ。