男子ゴルフの松山英樹(30=LEXUS)が、米ツアー「メモリアル・トーナメント」初日(2日=日本時間3日、オハイオ州・ミュアフィールドビレッジGC=パー72)にクラブの規則違反で失格となった。

 キッカケは松山が使用している3Wの画像がネット上に投稿されたこと。それを見た関係者から違反ではないかという指摘があり、そのとき本人はプレー中で競技委員に3Wを預け、9番を終えたところで失格を告げられた。当該クラブのフェース面には、本来の溝部分の一部が白いペンで塗られており、画像で“修正液”のような盛り上がりが確認できる。規則ではボールの飛び、スピンなどに影響を与える物質をフェースに適用することはできず、改造とみなされたわけだ。

 この違反クラブを携帯するだけであれば失格にならなかったが、松山はこのクラブを1番のティーショットで使用していた。