国内女子ゴルフツアー「リゾートトラストレディス」2日目(27日、山梨・メイプルポイントGC=パー72)、悪天候のため開始が3時間半遅れた影響で59人が競技を終了できず、日没サスペンデッド。そんな中でホールアウトした小祝さくら(24=ニトリ)が6バーディー、1ボギーと67のラウンドで通算8アンダーとし、暫定首位に立った。

 出だしの10番パー5でバーディーを奪うと、後半も6番から3ホール連続でバーディーを決めた。「バック9でスコア伸ばせてうれしい。比較的ショットが良くて」とし「ティーショットに関しては、自分でもあんなにまっすぐに行くんだなって。ここ最近では良かった」と振り返った。

 この日は午前4時ごろに起きたものの、スタート時間の変更を確認した上で二度寝。しっかりと睡眠をとり、この日の好スコアにつなげた。

 今大会は山梨県で開催されているが、富士山も見えず、名物のほうとうも食しておらず「山梨に来た感じはしない」という。また、大会終了後には海外メジャー「全米女子オープン」に向けて渡米するため「来週の準備がしたかったが、買い物する場所すらない。ズボンとかジャージーとか移動着を買いたかったです」と語った。

 決勝ラウンドに向けて「残り2日間。まずはしっかりと毎日4アンダーを目指してプレーしたいのと、パットが入らないので、決勝ラウンドでは決めていかないとダメ。今後調整したいです」と先を見据えた。