【オクラホマ州タルサ22日(日本時間23日)発】男子ゴルフの今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」最終日(サザンヒルズCC=パー70)、55位から出た松山英樹(30=LEXUS)は4バーディー、7ボギーと73のラウンドで通算9オーバーとし、大会自己ワーストの60位に沈んだ。

 出だしの2番パー4でバディーを奪うも、6番パー3、7番パー4、9番パー4でスコアを落とすと、後半もボギー先行で伸ばせなかった。今大会前に首痛を告白し、影響が懸念されていた松山は「変わらなかったですね。やっぱり違和感があって特にアイアンの縦の距離も合わなかったです。(残り)100ヤードで(ピンまで)7、8メートルじゃ話にならないので。しっかり練習したいな思います」と語った。

 その上で、今大会を振り返り「いい状態で(大会に)入ってこられたと思っていたんですけど、良くなり始めているところでのゴールをキープする力が全然なかった。コースが変わっても、キープできれば上位にはいたと思う。それをいかに長く続けていくか。内容的にも新たなキッカケも見つからずに終わってしまった。悔しいなって感じですね」と反省した。

 星野陸也(26=興和)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの76で通算9オーバーとし、松山と同じ60位。通算5アンダーでウィル・ザラトリス(25=米国)と並んだジャスティン・トーマス(29=米国)がプレーオフ(3ホール制)を制してメジャー2勝目を挙げた。