国内女子ツアー「ブリヂストンレディス」最終日(22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=パー72)、首位から出た西郷真央(20=島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーで今季5勝目を挙げた。

 混戦模様となった優勝争いから16番パー5のイーグルで抜け出した。グリーン左前バンカーからチップイン。この時点で2位に2打差をつけ、最終18番パー5でバーディーとして優勝を決めた。前半はバーディーが来ず、4番パー4で先にボギーが来てしまう。しかし13番パー4で初バーディーが来て、その後の流れをつかんだ。

 表彰式で西郷は「前半は苦しい展開が続きましたけど、ギャラリーの方から励ましていただいて、後半耐えて、やっと流れが向いてイーグルを取ることができて、最後まであきらめずにプレーできたと思います」と振り返った。今季12試合を終え、出場10戦で5勝と驚異の勝率。このままどこまで勝利を重ねていくのだろうか。

 2打差の2位には稲見萌寧(Rakuten)、3打差3位には青木瀬令奈と山下美夢有(加賀電子)が入った。