国内女子ツアー「ブリヂストンレディス」2日目(20日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=パー72)、昨年11月以来の国内参戦となる渋野日向子(23=サントリー)は、2バーディー、3ボギーの73と伸ばせず、通算3オーバーの69位で予選落ちした。

 67位から出たこの日は、出だしから波に乗れなかった。1番パー4でティーショットを右ラフに外し、2打目はグリーン奥のラフへ。そこからのアプローチは10メートルもオーバーし、ボギーとしてしまう。「出だしから奥ピンで奥に外してしまった。しょっぱなから外しちゃいけないところに外して、切り替えるのに時間がかかった」と悔しがった。

 その後もティーショットが右にいくミスが目立ち、スコアメークに苦しんだ中、終盤は粘って予選突破まであと1打に迫ったが、18番パー5のバーディーパットを外して終戦。この日も大ギャラリーを引き連れたが「何一ついいところを見せられなかった」と肩を落とした。次戦は「全米女子オープン」(6月2日開幕、ノースカロライナ州)の予定だ。

 首位は通算7アンダーの西郷真央(島津製作所)、山下美夢有(加賀電子)、申ジエ(韓国)。2打差の4位に有村知恵らが続いた。