【全米女子OP】14歳・山口すず夏 夢物語じゃない予選突破

2015年07月10日 14時00分

【ペンシルベニア州ランカスター9日(日本時間10日)発】女子ゴルフの今季メジャー第3戦「全米女子オープン」(ランカスターCC=パー70)初日、今大会出場選手で最年少のアマチュア、山口すず夏(14=神奈川・鵜野森中3年)は、3バーディー、6ボギーの、73だった(暫定85位タイ)。日本勢のトップはイーブンの大山志保(38=大和ハウス工業)と鈴木愛(21=Salesforce)で暫定18位タイ。試合は現地時間午後6時3分に悪天候で中断して、そのままサスペンデッドとなった。暫定首位は4アンダーのK・ウェブ(オーストラリア)とM・アレックス(米国)。

 日本人選手として史上最年少となるメジャー挑戦は、堂々たるプレーぶりで始まった。

 1番パー4は、5メートルのフックラインがわずかに切れてバーディー逃しのパー。3番パー4では2打目がカップをかすめて奥2メートルに付け、これを沈めてバーディーを先行させる。

 6番パー3はラフから10センチに寄せる鮮やかなアプローチでパーセーブ。7番パー5では2打目を引っかけて、ボールは左のクリーク方向へ一直線だったが、何とテレビクルーが運んでいた三脚に当たってラフにハネるという強運ぶりを披露。この時点では、リーダーボードのトップ10前後に名前が表示された。

 ところが8番で初のボギーを叩くと、9番はバンカーから下りのラインにつけてしまってパーセーブならず。インに折り返すと10番でも落として、3連続ボギーとしてしまった。

 12番パー3でもパーパットがわずかに切れてしまうが、13番パー5は3打目を奥2メートルにつけてすぐさまバーディーを取り返す。

 15番パー4では1・5メートルのバーディーチャンスを確実にモノにして3つ目のバーディーを奪った。

 上がりの連続ボギーが悔しかったが、2日目に向けては「楽しくプレーできた」と明るい表情で話す。

 中断時点では1オーバーからの2打差に64人がひしめく大混戦。予選突破も決して夢物語ではない。