遼 米ツアーのシード維持ピンチ

2015年07月08日 16時00分

石川遼

 先週の「グリーンブライア・クラシック」で76位に終わった石川遼(23=CASIO)が米ツアーのシード維持に向け、苦境に立たされている。同大会では4試合ぶりに予選通過を果たしたが、初日の4位から失速し、獲得したフェデックス・ポイントはわずかに「1」。125位までにシード権が与えられる同ポイントのランキングは前週より2ランクダウンの135位となった。

 

 レギュラーシーズンは残り7週で現状、出場できるのは6試合。ポイントが割り増しとなるメジャーや世界選手権シリーズではなく、逆にポイントが低く設定された“裏開催”で上位を狙わざるを得なくなった。現在の石川のポイントは「320」。ボーダーラインが昨年と同程度と仮定した場合、今後120ポイント程度の上乗せが必要となる。一発で稼ぐには通常の試合で4位(単独で135ポイント)、裏開催なら2位(同165ポイント)以上。6試合で平均的に稼いでいくにしても、通常の試合で50位前後、裏開催では35位前後をキープし続けなくてはならない計算になる。

 

 一昨年はシードを取れず、下部ツアーとの入れ替え戦から復活した石川は「ここまで悪かったら焦っても意味はない」。再び入れ替え戦にまわることも想定しているが、10代のころのスイングに戻し、それが少しずつフィットし始めているだけになんとかラストスパートをかけたいところだ。