国内女子ツアー「ほけんの窓口レディース」初日(13日、福岡CC=パー72)、ツアー通算6勝の小祝さくら(24=ニトリ)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、鈴木愛(セールスフォース)らとともに6アンダーで首位発進した。

 この日は雨が降る中、5メートル前後のパットをしっかり決めて、スコアを伸ばした。「今日は珍しくパターが入ってくれた。ショットもすごくよくて、アイアンショットは狙ったところにいってくれて、ボギーになりそうなところがなかった」と振り返った。

 今季ここまで10戦未勝利と思うような結果が出ていないことには「ショットは去年よりよくて、それなのにパターがうまくいかない。その辺をどうにかしないという感じだった」と話すが、グリーン上の修正が首位発進につながった。

 そんな中、小祝は昨年8月に優勝した「CATレディース」の連覇に照準を合わせた。というのも副賞で手に入れたミニショベルカーが、地元北海道の冬場で大活躍。現在は祖父が使っているそうで「もう一台ほしい。今年も狙っていてもう一台ゲットできたらいいなと思う」。8月の連覇前に、まずは今大会で今季初勝利といきたいところだ。

 そのほか選手では、前週に国内メジャー初勝利を挙げたの山下美夢有(加賀電子)は、昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)らとともに2アンダーの22位。今季4勝の西郷真央はイーブンパーの52位発進となった。