国内女子ゴルフの今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」最終日(8日、茨城GC西C=パー72)、昨季の賞金女王・稲見萌寧(22=Rakuten)が今季初勝利に向けた復調を実感している。

 この日は70で回り、通算6アンダーの3位で4日間の戦いを終えた。優勝には届かなかったが「(トップと)結構差が合ったので、毎日アンダーを出すことを目標にしてやっていたので、アンダーで回れてよかった」と納得の表情。ゴルフに関しては「左にいったミスが1回だったので、少しずつできているのかなというのはある。ティーショットも(今大会から変更した)シャフトとかと、かみ合っているので、気持ち的に楽になっている。もっと上位に行けるように頑張りたい」と手応えを口にした。

 今週から昨年帯同していたトレーナーに再変更したことでフィジカル面も整ってきた。「元々信頼を置いている人なので気分は楽ですし、ちょっとずつ体もゴルフもかみ合ってきている」。近いうちに今季初勝利が見られそうだ。