【カリフォルニア州ロサンゼルス24日(日本時間25日)発】米女子ゴルフツアー「DIOインプラントLAオープン」最終日(ウィルシャーCC=パー71)、4打差の単独首位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は1イーグル、4バーディー、2ボギーの67をマークし、通算15アンダーで優勝。米ツアー通算6勝目を挙げた。

 前半でスコアを3つ伸ばした畑岡。後半はパーセーブが続いたが、15番パー5で見せ場がやってきた。2打目でグリーンに乗せると、10メートル以上のロングパットを沈め、力強いガッツポーズで喜んだ。最終18番ではボギーを叩くも、2位に5打差と差を広げ逃げ切った。

 古江彩佳(富士通)らから水をかけられ祝福され、「冷たい~」と笑顔を見せた畑岡。「朝すごく緊張していたが1番でバーディーが出てからは自分のゴルフに集中できた。今日の目標が15アンダーだったので、達成できてよかった。先週の予選落ちから1週間でこんなに変わるんだな、と。自分を信じてよかった」と安堵の表情。「この大会で優勝できたのは大きい。メジャーもまだたくさん残っているし、自信を持っていきたい。修正して、次の大会に生かしたい」とすぐに次を見据えた。

 そのほか日本勢は、笹生優花(ICTSI)が通算3アンダーで17位、古江が通算2オーバーの43位。渋野日向子(サントリー)は通算6オーバーの63位だった。