【カリフォルニア州ロサンゼルス21日(日本時間22日)発】我慢の第1ラウンドだった。米女子ゴルフツアー「DIOインプラントLAオープン」初日(ウィルシャーCC=パー71)、好調をキープする渋野日向子(23=サントリー)は3バーディー、3ボギーのイーブンで首位と5打差の30位だった。

 前週の「ロッテ選手権」で2位に入り、ポイントランキングも15位に浮上。今季の残り試合もほぼ出場できることが確実になったが、苦しんだ初日ラウンドについて渋野は「何とか耐えた。もっと打っていてもおかしくなかったけど、粘ったかな」と振り返り「今日はショットがいまいち良くなくて。縦距離が合わないっていう苦しい1日になった」とし「パッティングのタッチも合っていないので…」とコメントした。

 前週に予選落ちするなど今季トップ10入りのない畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は7バーディー、3ボギーの4アンダーで首位と1打差の2位につけた。「短いホールでチャンスを生かせた」とし、2日目に向け「風が強くなるので気をつけてやっていきたい」と話した。

 古江彩佳(21=富士通)は70で回り、2アンダーの19位で、笹生優花(20=ICTSI)は75のラウンドで3オーバーと出遅れた。