【ジョージア州オーガスタ7日(日本時間8日)発】米男子ツアーメジャー初戦「マスターズ」初日(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、アマチュアの中島啓太(21=日体大4年)が、パトロンの〝アシスト〟もあり、3バーディー、3ボギーの72で回り、イーブンパーの19位。アマチュア選手でトップにつけた。

 イーブンパーで迎えた18番パー4でフォローの風を読み切れず2打目をグリーン奥に外してしまうが、はねたボールが男性パトロンの頭に当たってグリーン寄りのラフに戻ってくるラッキーもあってパーセーブ。ローアマへ向けて初日はアマチュアの中でトップにつけた。中島は「結果は後からついてくると思うので、まずは自分に集中したい」と気持ちを引き締めた。

 またアマチュア時代の2019年以来、2度目の挑戦となる金谷拓実(23=Yogibo)は連続バーディー発進となったものの、後半の5ボギーで75のラウンド。3オーバーの60位と出遅れた。気持ちを切り替えて予選突破をかけた2日目に巻き返しを狙う。