【カリフォルニア州ランチョミラージュ2日(日本時間3日)発】米女子ツアーメジャー初戦「シェブロン選手権」3日目(ミッションヒルズCC=パー72)、67位スタートの笹生優花(20=ICTSI)が7バーディー、1ボギーの66とスコアを伸ばし、通算5アンダーの11位に急浮上した。

 出だしの1番パー4でボギーとするが、2番パー5を皮切りに7つのバーディーを重ねた。昨年の「全米女子オープン」を制した笹生がメジャーチャンピオンらしさを発揮。「ティーショットが安定していたし、セカンドもグリーンに乗せてバーディーチャンスを決められた。そこがよかったと思う」と振り返った。首位は通算16アンダーのジェニファー・クプチョ(米国)だが、爆発力が持ち味の笹生が奇跡を起こせるか。

 日本勢では古江彩佳(21=富士通)が3日連続の71で通算3アンダーの26位。上がり2ホールで連続ボギーが痛かった。「調子自体はよかったのでもう少し伸ばしたかった。17、18番がもったいなかった」と悔しさをにじませた。

(23=アビームコンサルティング)は通算イーブンパーの52位。首位スタートの渋野日向子(23=サントリー)は77の大叩きで通算4アンダーの21位に後退した。