【オハイオ州コロンバス8日(日本時間9日)発】18日に開幕する米男子メジャー「全米オープン」の最終予選会が全米各地で行われ、石川遼(23=CASIO)は同地の予選に出場。通算8アンダーの7位タイでホールアウトし、出場権を獲得した。


 1日でブルックスサイドG&CC(パー72)とザ・レイクスゴルフ&CC(パー74)の2コース、合計36ホールを回る過酷な戦いには120人がエントリー。上位15選手にのみ出場権が与えられる。石川はブルックスサイドの10番から最終組でスタート。第1Rは4バーディー、1ボギーの3アンダーで好発進した。


 続くザ・レイクスゴルフでの第2Rでも10番を終えた時点で2アンダー(通算5アンダー)と好調をキープしていたが、ここで荒天のため約1時間半、サスペンデッドとなるアクシデントに見舞われた。


 それでも再開後は11、12、14番でバーディー、16番でイーグルを奪って猛追。15、17番でボギーを叩いたが、通算8アンダーで踏みとどまった。


 2年連続で予選敗退した悔しさを晴らし、2012年以来、4度目となる全米オープン(ワシントン州チェンバーズベイGC)出場が決定。一気に視界が開けてきた。