池田勇太(29=日清食品)は69のラウンドで、首位に4打差の3アンダー、5位と好位置につけた。前半からチャンスの連続だったが「カップに蹴られたり、直前で曲がったり、カップに嫌われる一日でした」。17番パー4では2・5メートルのパーパットがわずかに外れて、この日唯一のボギー。「今日を象徴している」と振り返った。


 2009年大会では最終日を首位で迎えながら78を叩いて失速(16位)。12年もあと一歩で優勝を逃した。「相性が悪いとか、嫌いなコースじゃないってこと。最後まで執念深く戦った人間が勝つんでしょうね」。今年はその執念を見せられるか?