昨年のメジャー「マスターズ」を制した男子ゴルフの松山英樹(30=LEXUS)が22日(日本時間23日)にディフェンディングチャンピオンとして電話で記者会見し、大会連覇に向けて意欲を語った。

 米メディア「SI」などによると、首周辺の痛みを訴えていた松山は21日から練習を再開しており、米ツアー「バレロ・テキサスオープン」(31日開幕)に照準を合わせているという。その上で2週後の「マスターズ」に向けて「オーガスタ(マスターズの会場)でタイトルを守ることができるように、準備を整えるため最善を尽くしている」と2年連続優勝に狙いを定めた。

 また「マスターズ」王者として恒例の歴代王者に提供するチャンピオンズディナーについては「メニューは決まっているが、発表するかは決めかねている」とし「どんな雰囲気になるか? 僕は英語が話せないのでどういう感じになるかわからないが、楽しみというか緊張するだろうなと思っている」と思案した。

 ここまで米ツアー通算8勝を挙げ、今季もすでに2勝をマーク。大一番を前に松山は「またいいプレーがしたいという気持ちが強い」と語っていた。