女子ゴルフの世界ランキング2位で昨夏の東京五輪金メダリストのネリー・コルダ(23=米国)が自身のSNSで腕の腫れと血栓により休養を表明した。

 SNSによると、先週、写真撮影やCM出演のため訪れていたフロリダ州ポンテベドラビーチで腕の腫れを感じて医者の診察を受けたところ、血栓も見つかったという。現状については「さらなるリスクを避けるため自宅で治療を受けている。お伝えすることがあれば、またお知らせする。それまでは家族のプライバシーを守るよう、お願いしたい」とした。

 昨季は金メダルのほか、昨年6月の「全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初勝利を果たすなど4勝を挙げ、世界ランキング1位にも輝いた。今季に入って開幕から3試合に出場していたが、今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(31日開幕、カリフォルニア州)などに間に合うか未定。本人は「またすぐに戻りたいと思っている」と早期復帰を目指す意向を示した。

 また昨年12月には、タイガー・ウッズ(米国)が同年2月の自動車事故以来、初となる大会出場で話題になったエキシビションマッチ「PNC選手権」に出場。ここでコルダは、あこがれのウッズと初対面を果たし「夢がかなったわ」と大喜びする一幕もあった。