国内女子ツアー今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」初日(3日、沖縄・琉球GC=パー72)、昨季賞金女王の稲見萌寧(22=Rakuten)が1バーディー、2ボギーで回り、1オーバーの61位と出遅れた。

 バーディーが遠い1日に稲見は「思っていたよりショットがよかったんですけど、そこからの短いバーディパットが全く入らなくて、全然スコアにならずという感じでした」と振り返った。今大会はツアーではほとんどない高麗グリーンであるとには「見た目と実際の感覚がイマイチ合わなくて、それでなんかラインのイメージをつくれなくて、どうしても打つ瞬間に迷いながらという感じだったので、なかなか合わなかった感じです」と語った。

 また昨年11月のプロテストに合格した佐藤心結(みゆ=18、ニトリ)が、6バーディー、2ボギーの68で回り、4アンダーの2位と好発進。アマチュアとして出場した昨年10月の「スタンレーレディス」では優勝した渋野日向子(サントリー)らとプレーオフに進んだ実力者だ。大物ルーキーは「もう少し伸ばせたかなというのはあるけど、デビュー戦の初日にしては上出来だと思う」と笑みを浮かべた。