美人ゴルファー上田桃子を狙う不審者出現

2015年05月09日 07時15分

今季は開幕から好調な上田だが、思わぬトラブルに見舞われた

 女子ゴルフの国内メジャー大会「ワールドレディスサロンパスカップ」(7日開幕、茨城・茨城GC東C=パー72)に出場中の上田桃子(28=かんぽ生命)が、不審者に追い回される恐怖体験をしていたことが分かった。“事件”は大会開幕2日前に起きたが、初日(7日)のスタート直前になんと会場で不審者とまさかの“再会”。幸いにもさらなる“被害”には遭わなかったものの、人気ゴルファーに思いもよらぬトラブルとなった。

 上田は初日、3アンダーの5位と好発進。だが出てきたコメントは「怖かった。本当に何もなくて良かったです」。コース上では強気で鳴らす上田も、顔をこわばらせてトラブルを振り返った。

 練習日だった5日、マネジャーを務める弟・悌史郎さん(26)の運転する車でコンビニエンスストアに立ち寄った際のこと、店内で見知らぬ男が上田に近寄ってきた。そして耳元で「オレはお前の親戚だ。A(某有名プロ)も親戚だ」。男は意味不明の言葉を繰り返してきた。

 後に姿を見ることになる悌史郎さんによれば「染みのできたゴルフキャップをかぶっていて、服も薄汚れた感じだった」。身の危険を感じた上田が店内を逃げ回ると、男はそれを追い回す。

 店員に助けを求めようと「レジに逃げ込もうとしたところで、別のお客さんが入ってきて、今度はそっちに行ったんです」(上田)。男はさらに店を出ると、上田の車にも近づき、窓につばが吹きかかるような至近距離で車内の悌史郎さんに向かって、何かを叫ぶと、その場を立ち去ったという。

「何かあったんじゃないかと思って店の中を見たら店員さんが電話を握っていた。110番をするかどうか、その寸前だったんじゃないかと思います」(悌史郎さん)

 そんな不審な男がギャラリーとしてコースに現れたというのだから、たまらない。7日、スタート前の練習グリーン付近で再び、例の言葉を上田に浴びせる。

 男が同一人物であることを確認した悌史郎さんは2日前の件を含めて、主催の日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に報告。LPGAは「警備員の方々に伝えて、トラブルがあればすぐ対応できるようにした」と対処した。その後、男に問題行動はなく、コースを去っていったという。

 上田は2週前に右足親指の爪を剥がし、3試合ぶりの復帰戦。まだ、テーピングなどで爪を固定しており「歩くのは平気になってきたけど、インパクトでは痛みがあります」。逃げ回った際には恐怖だけではなく、足の痛みもあったはずだ。

「もしスタートが良くなかったらアイツのせいだと思っていた」と憤りを隠さない悌史郎さんだったが、上田は動揺を感じさせないプレーでバーディー発進。その後も、復帰戦とは思えない安定したプレーでスコアを伸ばした。

 コンビニでの接触が偶然だったとしても、大会会場に姿を見せたということは、上田が何らかの形でターゲットとなっている可能性もある。さらなるトラブルに発展しないよう警備の徹底が望まれる。