【フロリダ州オーランド22日(日本時間23日)発】米女子ゴルフツアーの今季開幕戦「ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ」3日目(レークノナ・クラブ=パー72)、7位から出た昨年の「全米女子オープン」優勝者・笹生優花(20=ICTSI)は5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と3打差の通算10アンダーの5位に浮上した。
前半3つ伸ばして迎えた後半、13番でボギーをたたいたが、15、16番の連続バーディーで流れを取り戻した。笹生は「パターが昨日、一昨日よりよくて、それがスコアにつながった。3日目でグリーンのスピードがわかってきたと思う」と振り返った。最終日に向けては「楽しんでやりたい」と自然体だった。
一方の畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算2オーバーの20位に後退。東京五輪金メダリストのネリー・コルダ(米国)が通算13アンダーで首位につけた。