明治安田生命保険相互会社は21日、女子ゴルフの鶴岡果恋(22)と小倉彩愛(21)と所属契約を結んだと発表した。

 この日、都内で行われた会見に出席した鶴岡は昨季4度のトップ10入りでメルセデスランキング55位に入り、今季前半戦の出場権を獲得。自身初の所属契約で「今季2戦目にホステスプロの試合(明治安田生命レディス)があるので、優勝できるように精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。

 今季の初優勝が期待される一人だが、初のフル参戦だった昨季は疲労などから夏場に食欲が落ちた。その影響もあり、終盤に失速した反省がある。それだけに「胃袋が小さくならないように、今からガツガツ食べたい」。トレーニングはもちろんだが、食べることも重視してシーズンを戦い抜く体力をつけていく。

 また、2021年のプロテストに合格した小倉は、昨年の最終予選会で12位に入って今季前半戦の出場権を獲得。レギュラーツアー初参戦にあたって契約を結び「心強いサポートはうれしい。感謝の気持ちで一杯です」と語った。目標は「前半戦のリランキングをクリアしてシード権を取りたいし、優勝を目指したい」と意気込んだ。

 18年から契約を結ぶ勝みなみ(23)も会見に登場。昨季は昨年10月の「日本女子オープン」で初のメジャー制覇を果たすなど2勝を挙げた。さらなる飛躍を目指す新シーズンに向けて「シーズン2勝までしかしていないので3勝以上したいし、メジャーの優勝ってこんなに気持ちいものかって感じたので、1つは勝ちたい」と目標を設定した。

 同社はこの日、小学生向けの新たなレッスンプログラム「明治安田生命Presents Jリーグサッカー教室&JLPGAゴルフ教室(仮称)」の展開も発表。同社がタイトルパートナーを務めるJリーグとJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)が協力し、22年は全国10か所での実施を予定している。