【カリフォルニア州カールスバッド29日(日本時間30日)発】ゴルフ米女子ツアー「起亜クラシック」(アビアラGC=パー72)最終日、首位と3打差の13アンダー3位で出た横峯さくら(29=エプソン)は15番終了時点で通算13アンダーのまま。スコアを大きく伸ばせず、ツアー初優勝はならなかった。

 3日目にスコアを5つ伸ばし、V圏内に浮上。今季開幕から3戦連続予選落ちだったが、今大会17位以上で今週開幕のメジャー初戦「ANAインスピレーションズ」の出場権も得られるだけに、最終組で回ったこの日は重要なラウンドだった。

 出だしの1、2番でともに1・5メートルのパーパットを外して連続ボギー。苦しい立ち上がりとなったが、それでも4、5番連続バーディーで盛り返し、7番でも伸ばして後半に望みをつないだ。だが、10、12番のボギーで後退。世界ランク1位のリディア・コ、クリスティ・カー、李ミリムらによるハイレベルの優勝争いについていけなかった。

 47位から出た宮里藍(29=サントリー)は2つ伸ばして通算5アンダー。同じく47位スタートの宮里美香(25=NTTぷらら)は3つ落とし、通算イーブンパーだった。