女子ゴルフの賞金ランキングトップの稲見萌寧(22=都築電気)が17日、国内ツアー「大王製紙エリエールレディス」(18日開幕、愛媛・エリエールGC)のプロアマ戦を腰痛のため欠場した。

 この日、一度はコース入りしたものの、プロアマ戦の欠場を決断。稲見は「痛みはずっとある。昨日寒くて、風邪を引きそうだなって思うくらいで、それでちょっと冷えて固まって痛いなあという違和感があった。マスターズGCの時に痛い中、プロアマで頑張って、最終日(腰が)に痛くなっちゃって歩けなくなったので、それもちょっとよぎり、今日やったらやばいかなと思った。この後は病院に行こうと思う」と説明し、コースを後にした。

 18日からの本戦には出場予定。今週の試合に勝てば、賞金ランク2位につける古江彩佳(富士通)の成績次第で賞金女王が確定する。稲見は「あまり気にしていないです、賞金ランクは抜かれちゃったらしょうがないですし、そのままキープでいたらいい事ですけど、それよりも目の前の試合を頑張ることが大事なんで、そっちを目標にしています」と語った。