【アリゾナ州フェニックス19日(日本時間20日)発】米女子ツアー「JTBCファウンダーズカップ」(ワイルドファイアGC=パー72)初日、宮里藍(29=サントリー)が4番パー3でホールインワンを記録した。

 悪天候のため進行が大幅に遅れたこの日、10番からスタートした藍は12番でボギーが先行。15番で取り戻したものの、17番からは3連続ボギーと流れは悪いように思われた。

 だが2、3番と連続でバーディーを奪い、調子を取り戻したところで自身2回目、プロでは初の「エース」が飛び出した。6番で落としたものの、7番と最後の9番でバーディーを奪い返して2アンダーの70でフィニッシュした。

 米ツアー9年目の昨季はパットの不調に陥り、初めてシードを失ったが、このホールインワンを復活のきっかけにしたい。

 午前組の日本勢は野村敏京(22)が3アンダーの好スタート。今季初の予選通過をめざす横峯さくら(29=エプソン)も2アンダーで初日を終えた。