国内女子ツアー「伊藤園レディス」2日目(13日、千葉・グレートアイランドC=パー72)、渋野日向子(22=サントリー)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算6オーバーの67位で今秋の戦いで2度目の予選落ちを喫した。

 16番パー4でこの日イーブンとしたが、悪夢の上がり2ホールとなってしまった。17番パー3はティーショットをバンカーに入れ、2メートルを外してボギー。さらに最終18番パー4では、2打目をグリーン左奥に外したアプローチをミスして5メートルにしか寄せられず、1メートルのボギーパットも外してしまった。予選通過圏内から一気に圏外となった。

 渋野は「評価をする必要もないぐらい情けないラウンドだったので、コメントはないかなという感じです」と厳しい表情で語った。

 痛恨のダボをたたいた18番については「難しいアプローチを残してしまったので、セカンドショットのクラブ選択(残り182ヤードを7W)を間違っているかなという感じでした。まだまだだなと思います」。

 そのアプローチは「ちょっとフワッと上げてエッジに落として傾斜で寄っていってくれたらいいかなと。キャリーの落とし所はちょっとしか変わらなかったんですけど、勢いが足りなかった分、止まってしまった感じです」と振り返った。

 この日はスタート前の早朝からパッティングの調整に励んだが、結果には結びつかなかった。「単純にラインを読めてないですし、自分の打ちたいところには打ち出せているとは思いますが、なんせラインが読めてないので、そりゃあ入らないよなという感じです」と、あきれ顔だった。

 来月には米ツアーの最終予選会を控え、今季の国内ツアーは来週の「エリエールレディス」のみとなった。〝国内最終戦〟で弾みをつけて渡米したいだけに、「全てどうにかしないといけないと思うので、なんとか来週の試合に間に合うように頑張りたいと思います」と力を込めた。