日本女子プロゴルフ協会(LPGA)樋口久子相談役(69)の文化功労者顕彰祝賀会が16日、都内のホテルで行われ、プロゴルファー、ツアー関係者ら約750人が出席した。

 樋口相談役は海外メジャー「全米女子プロ」(1977年)を含め、国内外で72勝。96年から14年間LPGA会長を務めた功績から昨年、ゴルフ界初の文化功労者に選ばれた。祝賀会では「ゴルフがスポーツ文化として認められたことがうれしい。私が代表していただいたと思っています」とあいさつし、関係者らに感謝の言葉を述べた。

 現場に目を向けると、今月開幕した女子ツアーは外国人選手が2連勝。「日本でやっている以上、ファンの皆さんも日本人の活躍を期待している」と日本人選手の奮起を促した。中でも、15日にプレーオフで優勝を逃した鈴木愛(20=Salesforce)とは開幕戦のプロアマでラウンド。「『今季3勝したい』と言っていた。ああいう勢いのある若手にどんどん出てきてほしい」とエールを送った。