国内女子ゴルフ「富士通レディース」2日目(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC=パー72)、首位スタートの勝みなみ(明治安田生命)が4バーディー、1ボギーの69をマーク。6バーディー、1ボギーの67で回ったホステスプロの古江彩佳(富士通)とともに、通算12アンダーで首位につけた。

 5位から出た渋野日向子(サントリー)は8バーディー、2ボギーの66を記録し、通算11アンダーで首位と1打差の3位につけた。

 黄金世代対決が実現だ。首位タイの勝と3位の渋野は最終組でのラウンドが決定。最終日も接戦が予想されるが「やっぱり一番は楽しむことが大事かなと思って、久しぶりに(渋野と)回れる。お互いどういうプレーをするかっていうのは、いつ回ったか覚えていないが、変わっていると思う。そこを見るのも楽しみだし、ラウンド中にいろいろ話すと思うし、そういうのも楽しみ」と胸を膨らませた。

 渋野と勝は、ともに中心選手として黄金世代を引っ張ってきた同志。「今同級生の中では渋野選手が米ツアーに近いところにいる。今年QTも受けると言っていたので、私は今年は権利がなくて受けられなかったが、来年権利があれば受けたいっていう気持ちがある。渋野選手が頑張ることで、私も頑張れる。先に行って待っていてほしい」と刺激を受けている。

 メジャー初制覇となった「日本女子オープン」の前後から「自分のなかでレベルが上がったのかなと思う」と好調を維持する勝。「ちょっと雨予報で心配なところはあるが、明日は久しぶりに渋野選手と一緒で楽しみなので、笑顔で楽しく回れたら」と最終決戦への決意を口にした。