ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン(30日開幕、栃木・烏山城CC)に向け、ツアー2週連続優勝中の西村優菜(21=スターツ)が28日に記者会見を行い「コースも難しくなっているので、気持ちをフラットにして戦えたら」と意気込んだ。

 今季の西村は国内メジャーの1つ「ワールドレディスサロンパス杯」で優勝。国内メジャー2勝目へ「自分の中で高い位置づけの大会」と明かした上で「実際に回っていてやっぱり難しいなという印象があるが、コースマネジメントのバリエーションは増えていると思うので、いろんなプランを考えながら(練習日の)あと1日プレーしたい」と展望を語った。

 また、今大会は1988年のツアー制度施行後、2007年の全美貞(韓国)、19年の鈴木愛(セールスフォース)以来となる3週連続優勝がかかった大一番。さらなる重圧がかかる中でのプレーとなるが「まずは予選を通過して、結果的に3週連続(優勝を)狙える位置で最終日を迎えられるように、自分のコースマネジメントを修正してプレーしたい」と平常心を貫く覚悟だ。

 前週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、宮城名物・牛タンでエネルギーをチャージ。今週はギョーザが名物の栃木で試合が実施される。勝負飯について「全然決めていなかった。ギョーザですかね? 調べます」と口にした西村。ご当地名物でリフレッシュし、快挙達成を目指す。