ゴルフの国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目(25日、宮城・利府GC)、6位スタートの渋野日向子(22=サントリー)は、2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算6アンダーの5位に浮上したものの、悔しさをにじませた。

 序盤からパターに精彩を欠きながらも、粘り強いゴルフを見せた。最終18番をバーディーで締めてスコアを伸ばしたが「今日は本当にパターが散々というか、距離感も合っていなかった。本当にパターでかなり損をしてしまった感じではあった」と唇をかんだ。

 ただ、要所で好ショットを披露。「後半のアプローチとかはすごく自分ではよかったかなって思うところが多かった。しっかりウエッジを使い分けて打つところが多かったので、58度だけでなく、54度を使って打ったアプローチもあったし、そういうところでも、ちゃんとパーセーブできたところだけは収穫」と振り返った。

 首位を走る西村優菜(スターツ)とは7打差で最終日を迎える。2年ぶりの優勝が厳しくなったとはいえ「今日かなり反省点があるので、そこをしっかりこれから練習したい。明日悔いの残らないようにしっかり一打一打集中して頑張りたい」と決意を新たにした。