国内男子ゴルフツアー「パナソニックオープン」2日目(24日、京都・城陽CC=パー72)、ツアー未勝利の永野竜太郎(33)がボギーなしの7バーディー、65のラウンドで通算11アンダーとし、単独首位に立った。初日首位の木下稜介(30=ハートランド)は1打差の2位、石川遼(30=CSSIO)は71の通算2アンダー、48位で決勝ラウンドに進んだ。

 そんな中、2018、19年と2季連続賞金王で初日に82位と出遅れた今平周吾(28=ダイヤ)は、4バーディー、1ボギー、1ダブルルボギーの71で回り、通算イーブンパーの72位となり、わずか1打差で決勝ラウンド進出を逃してしまった。

 今平がツアーで予選落ちするは、2018年5月の「ミズノオープン」以来、約3年ぶり。前週の「ANAオープン」まで41試合連続で決勝ラウンドに進んでいた記録は途絶えてしまった。今平は「カットラインは意識していた。今週は調子が良くなかったので仕方がない」とし「来週からまた新たな気持ちでやっていきたい」と話した。

 男子ツアーは新型コロナウイルスの影響で20年と21年シーズンが統合され、今平は3季連続の賞金王へ向けて現在5855万円で7位につけている。首位で8371万円の星野陸也との差は約2500万円となっているが、今後に調子を取り戻し、逆転でタイトルを守れるだろうか。