ゴルフの国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」初日(24日、宮城・利府GC)、渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、ボギーなしの4アンダーで、首位と2打差の6位と好発進した。先週の「住友生命レディス東海クラシック」を制した西村優菜(21=スターツ)が6アンダーで単独首位に立った。

「朝から風が強かったが、ノーボギーで回れたことが嬉しい。ショットのは若干乱れている感じはあったけど、そのなかでセーブできて、パットが安定していたかな」とラウンドを振り返った渋野。1番、5番でバーディーを奪った後、中盤はパーセーブで粘った。崩れることなく、17、18番でスコアを伸ばし、好位置に付けた。

 先週の「住友生命レディス東海クラシック」で4位に入り、2021年初のトップ10入りを果たした。「パーオンしなかったところで拾えているところが、先週に続いているかなと思う。いい流れで来ていると、とらえていいと思う」と、自身でも調子が上向いていることを感じている様子だ。

 今大会は炊飯器を持ち込み「今週はお部屋ご飯で」と自炊で体調を整えていることも明かした渋野。「最近は2日目で叩くことが多いので、そこを意識して、落とさないように気を付けたい」と気を引き締め、さらなる上位進出を狙う。