国内女子ゴルフツアー「住友生命レディス東海クラシック」(17日開幕、新南愛知CC美浜C=パー72)に出場する渋野日向子(22=サントリー)が16日、会見に出席。優勝した2019年大会以来の出場に、冷静さを失わずプレーすることを心掛けた。

 台風14号の影響で、初日の17日、18日と悪天候が予想されている。渋野は3日間の目標について「天候が怪しいので、そのなかで、どれだけ耐えるゴルフができるかが大事。キレてしまった瞬間に終わりだと思う。自分の気持ちを抑え、冷静に考えられるかを考えながらやれたらいいという気候なので」と雨風に左右されず、平常心で臨む姿勢を強調。「そのなかで、チャンスに付いた時にはしっかり取れるようにしたい。でもやっぱり予選通過になっちゃうかな」と、着実なプレーに励む姿勢を見せた。

 また、大会2日目の18日に行われる日本女子プロゴルフ協会が唯一公認する「ドライビング女王コンテスト」初出場も表明した。当初は「考え中です。飛ぶ人が多すぎるので…。でも、にぎやかしにだけでも行けたらいいかなって感じではあるので…」と迷っていたが、報道陣との会話のなかで、自らの気持ちを盛り上げるように「じゃあ、出ます!」とニッコリ。大いにイベントを盛り上げそうだ。