女子ゴルフの国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」3日目(11日、茨城・静ヒルズCC=パー72)、ツアー未勝利の西郷真央(19=大東建託)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算12アンダーの単独トップに浮上した。

 メジャーでのツアー初勝利をかけて最終日に臨む西郷は「あまり近くないバーディーパットが1メートルちょっと残るようなことが何度かあったんですけど、(パーで)しっかり決めきれたので流れが途切れずにできたと思う」。残すと嫌な距離をしっかり沈めて好スコアにつなげた。

 また、15番からは圧巻の3連続バーディー。「すごくいいプレーができたと思っています。16番のセカンドショットがすごいイメージ通りに打てたので、そこが17番も攻める気持ちにつながった」と納得の表情を見せた。

 優勝すれば2014年の鈴木愛(当時20歳128日)を上回り、大会最年少記録を更新する。それでも西郷は「あまり人のスコアとか気にするタイプではないので、明日も自分のプレーに集中してやれることをしっかりやりたい」と平常心で臨むつもりだ。