女子ゴルフの国内メジャー「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」初日(9日、茨城・静ヒルズCC=パー72)、渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、4ボギーの72で回り、イーブンパーの42位につけた。6アンダーの勝みなみ(23=明治安田生命)が首位に立った。

 渋野はインスタートの14番パー5で7メートルを沈めるなど前半を1アンダーで折り返すと、後半に入ると5番パー4で6メートルを3パット、7番パー4で4オン1パットの痛いボギーもあって1つスコアを落とす展開となってしまった。「前半は長いのが入ってくれたり、寄ったのが入ったりで、アンダーで回れたけど、後半になるにつれて縦距離も合わなくなって、パッティングの距離感も怪しくなっていたので、そこに関しては調整不足、準備不足かなと言う感じがあります。ただ取りたい(最終9番)パー5で3打目の微妙な距離をしっかり寄せてのバーディー締めは良かったのかなと」と振り返った。

 8月の「AIG全英女子オープン」から帰国後2週間の隔離生活となったため、練習ラウンドは8日の18ホールのみ。調整不足はある程度織り込み済みだっただけに、それに対するショックはない。2日目に向けて「今日より天気は良さそうなので、グリーン上も難しくなると思うので、耐えて取れるところで取れるように頑張りたいです」。メジャーの難セッティング攻略をイメージした。