藍復活へ「2ボールパター」で原点回帰

2015年01月27日 16時00分

藍の復活はパッティングにかかっている

 ゴルフの米女子ツアーは28日からの「コーツ選手権」(フロリダ州ゴールデン・オカラGC)で開幕。宮里藍(29=サントリー)、宮里美香(25=NTTぷらら)、上原彩子(31=モスフードサービス)が参戦する。

 

 昨季はW宮里が揃って賞金シードを逃すなど、日本勢の不振が目立つシーズンとなった。原因はそれぞれだが、世界ランク1位も経験した藍が苦しんだのはパッティングだ。

 

 年間5勝を挙げた2010年には平均パット数でツアーナンバーワン(パーオン時1・730)だったが、昨季は138位(同1・881)にまで落ち込んだ。

 

「米国の女子はこれまで以上に飛距離が求められるようになり、日本人選手にとっては厳しい時代になった」(ツアー関係者)といわれるなか、本来は武器であるはずのパッティングの不振は致命的。単純計算で1ラウンドで2打近くもグリーン上でスコアを落としては、さすがに上位を争うのは難しい。

 

 復活をかけて臨む今季はかつて藍の代名詞だった2ボールパターを使用予定。日本でアマチュアVを飾った03年「ミヤギテレビ杯」をはじめ、プロ転向直後の活躍を支えたパターだ。当時と同じものではないが、同形状のパターで当時のフィーリングをよみがえらせる狙いだ。

 

 開幕戦はウエーティングとなり欠場が濃厚だが、今季は横峯さくら(29=エプソン)も米ツアーに本格参戦。パッティングだけではなく、10年前に日本で旋風を巻き起こした「藍&さくら」のライバル物語をより高いレベルで再現する。