国内男子ゴルフの「フジサンケイクラシック」2日目(3日、山梨・富士桜CC=パー71)は、サスペンデッドとなり、3人がホールアウトできなかった。第2ラウンドを13位でスタートした石川遼(29=CASIO)は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算5アンダーの暫定首位に浮上した。1打差の暫定4位にはアマチュアの杉浦悠太(日大)らがつけた。

 好位置で迎える決勝ラウンド。石川は「メンタルは影響する部分はあるけど、技術がキーになってくると思うので、3日目、4日目もその技術という部分に一番集中している。今日、明日ですごく完成されたゴルフをやろうとは思ってないけど、しっかり自分が持っている技術の中でパフォーマンスを出して戦っていきたいなと思います」と意気込んだ。

 先週は今季自己最高となる2位となり、調子は上がりつつある。2009、10年と連覇している思い出の大会で2019年12月以来のツアー優勝を成し遂げることができるか。