松山は来季も日本ツアーにメンバー登録しない?

2015年01月07日 16時00分

日本ゴルフツアー機構(JGTO)にメンバー登録をしなかった松山

 義務試合数の撤廃はなし!? 男子ゴルフの松山英樹(22=LEXUS)が今季、日本ゴルフツアー機構(JGTO)にメンバー登録しなかった件で、さらに波紋が広がっている。

 

 松山がメンバー登録を行わなかったのは5試合の出場義務を果たせないと判断したため。新たに規定が設けられた昨季は2試合しか出場せず、制裁金を支払った。昨年、JGTO幹部からも規定の見直し、撤廃を示唆する言葉が出ていた(本紙既報)が、6日に3期連続で選手会長を務めることを発表した池田勇太(29=日清食品)は「JGTOや主催者のみなさん、選手会で決めたルールを一人の選手のことですぐになくすのはおかしい」と発言。

 

 規定の見直しは「必要」としつつも、現状の出場義務を継続するスタンスだ。今季の規定は2月のJGTO理事会、3月の総会を経て決定されるが「時間をかけて話し合わなければいけない問題」と改定は来季以降という見解を示した。

 

 見直しが来季以降となると、メンバー登録の締め切りとなる年末時点では、5試合の出場義務に変更はないということ。となると、早くも松山が来季もメンバー登録しない可能性が浮上する。池田は「規定を決めるのは選手会ではない」とあくまで意見であることを強調したが、選手会はJGTOに3人の理事を送り込んでおり、総会に出席する「社員」もほとんどが選手。影響力は十分に持っている。

 

 池田は慎重に言葉を選びつつ「選手が悪者にならないよう、将来(海外に挑戦する選手が)何人も出てきたときのことを考えてルール作りをしなければいけない」と話したが、現在の規定が松山と石川遼(23=CASIO)の2人を対象に、目先のことを考えて作られたのは誰の目にも明らか。板ばさみ的な立場の選手会長が“悪者”にならないこと願うばかりだ。