国内女子ゴルフの「NEC軽井沢72」(長野・軽井沢72G北C=パー72)、2日目のラウンドが悪天候のため中止となった。大会は36ホールに短縮され、初日の54位までの71人が決勝ラウンド(15日)に臨む。賞金は規定により75%となる。

 賞金ランキング1位で初日に8アンダーで首位に立っていた小祝さくら(23=ニトリ)は「ギャラリーの方もせっかく来ていただいたのに、中止になってしまって残念です。3打差はないようなもの。良いプレーをしないと絶対に優勝は出来ないですし、今の1打に集中して、あまり先のことを考えずに今週はプレーしたいと思っていた。その気持ちで明日もプレーしたいです」とコメントした。

 2アンダーの16位だった東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は「日に日に、少しずつショットを良くして、芝に慣れていきたかった。明日は、なるべく最初の方で追い上げて少しでも伸ばして上位にいきたい。あすも雨予報ですが、足を運んでくださる皆さんに楽しんでいただけるように、チャンスをつくっていきたい」と話した。