今季初シードを獲得した香妻琴乃(22)が、同じサマンサタバサ所属の堀奈津佳(22)、山村彩恵(22)とともに21日、都内でクリスマスイベントを行った。

 三者三様のシーズンとなったが、この日は色違いの水玉のウエアで登場。「こういう時にしかできない格好なので新鮮ですね」(香妻)。2度のプレーオフ敗退など、優勝にはあと一歩届かなかった香妻は「悔しい思いが8割か9割。ステップアップ(下部)ツアーで勝てたし、今思えば、まあまあのシーズンだったのかな」と厳しい自己採点で今季を振り返った。

 それでも、美人ゴルファーとしても一躍脚光を浴びる存在となり、今月は一日も休みなし。「昨年まで12月というと遊んでいたイメージなんですけど。クリスマスは気づかないふりをします」

 来季はレギュラーツアーにフル参戦する。「走ることを基本にトレーニングを頑張ろうと思う」。1年を通して戦える体力をつけるため、現在も時間を見つけて、ジムで汗を流しているという。

「来季こそ優勝が目標。開幕から優勝争いができるように調整していきたい」。コース外での仕事は年内で終わらせ、年明けから初Vへ始動する。