国内女子ゴルフの「大東建託・いい部屋ネットレディス」最終日(25日、北海道・滝のCC=パー72)、25位スタートの渋野日向子(22=サントリー)が4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算2アンダーの33位で国内復帰2戦目を終えた。優勝は通算15アンダー申ジエ(33=韓国)。2位に5打差をつける圧勝だった。

 予選こそ突破したものの、この日は2日目と同じく13番でダボをたたくなど波に乗れないままの4日間だった。渋野は「もったいないところが何か所かあったので、それを考えるともう少し伸ばしたかった。昨日(3日目)に上りのスライスラインを何回か外しているのを今日は、ほぼほぼ入れていたので、昨日よりはよかったところは、それなりにあった。後退はしていないと自分では思うけど、結果に結びついていないのは悔しい部分はある」と振り返った。

 次週はツアーの新規大会「楽天スーパーレディース」(29日開幕、兵庫・東急グランドオークGC)に出場する。「地元が近い(渋野は岡山出身)ので応援に来てくれる方も多いと思うので、この2試合以上に結果を求めたいと思う。でも気負いすぎず、自分のやるべきこと、目の前のことに集中してできるように、この2試合の悪いところを改善しながらできればと思う」。その後に予定している海外メジャー「AIG全英女子オープン」(8月19日開幕)に向けても弾みのつく結果を出したいところだ。