日本ゴルフツアー機構(JGTO)は15日、来季のツアー日程を発表し、トーナメントは今季から3試合増えて27試合、賞金総額は約2億2000万円増の34億7750万円となった。

 国内の新規開催は「ISPSハンダ杯」(6月)、「ミュゼプラチナムオープン」(7月)、「HONMAツアーワールド杯」(10月)の3試合。一方で「つるやオープン」「トーシントーナメント」が日程表から消えた。

 ただし「つるや」は2016年に再開催の方針。一度は中止を決めた「トーシン」は改めて開催を希望しており「2月末を期限に最終的な結論を出していただく」(JGTO)と継続の可能性があるという。

 また、海外での試合が2試合増加。今年、政情不安で中止となった「タイオープン」(ワンアジアとの共同主管)が6月に、アジアツアーと共同主管の「バスコリークラシック」(マレーシア)が8月に開催される。

 試合数が増えるのは2010年以来5年ぶり。JGTOの山中博史理事は「男子ツアーの魅力が少しずつ浸透してきたのではないか」と分析した。