【英サンドイッチ18日(日本時間19日)発】男子ゴルフのメジャー最終戦「全英オープン」最終日(ロイヤル・セントジョージズGC=パー70)、2位から出たコリン・モリカワ(24=米国)が4バーディー、ボギーなしと66のラウンドで通算15アンダーで逆転優勝を果たした。

 昨年の「全米プロ選手権」に続き、メジャー2勝目。しかも初出場Vは史上6人目の快挙となった。モリカワは「歴史をつくるとき、つかみとるのは本当に困難で、実現するのは難しいことだった」などと振り返り「私が今まで見た中で最高のギャラリーだった」と、声援を送ってくれたファンに感謝した。

 3位から出たジョーダン・スピース(米国)が通算13アンダーで2位、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)とジョン・ラーム(スペイン)は通算11アンダーで3位。日本勢で唯一、決勝ラウンドに進んだ木下稜介は2バーディー、1ボギーの69で通算2オーバーの59位だった。