国内女子ゴルフの「GMO&サマンサカップ」2日目(17日、茨城・イーグルポイントGC=パー72)、ツアー通算23勝の横峯さくら(35=エプソン)が71で回り、通算3アンダーの35位で出産からの復帰後3戦目にして初の予選通過を果たした。

 2月4日に第1子となる男児を出産し、5月末に昨年11月以来となるツアー復帰していたが、ついに予選を突破した。横峯は「率直にうれしかったですね。そこを目指してるわけではないけど、もっともっと高いところを目指してやらないといけないけど、現状はこういうところでしっかり通るというのが自信になると思うので、とりあえずホッとしました」と喜びを語った。

 今大会では2019年4月に第1子を出産した若林舞衣子(33=ヨネックス)が通算12アンダーで2位につけている。出産を経験して再びツアーに戻ってきた〝先輩〟の存在に「刺激をもらっていますし、すごいなと思いますし、やっぱり私もという気持ちで刺激を受けています」。目指すは優勝だが、「ショットも、パットもまだまだ。18ホール同じスイングをできていないのが今の課題なので、そこを自信を持って18ホール振ることができれば上位が見えてくると思います」と課題を挙げた。