【フロリダ州デイトナビーチ7日(日本時間8日)発】来季米ツアーの出場資格を争う「最終予選会」(LPGAインターナショナル=パー72)最終日、横峯さくら(28=エプソン)は75で回って通算5アンダーの11位となり、来季のほぼ全試合に出場できることになった。

 前日の第4ラウンドを9位で終えて上位71人が出場した最終日に進出。前半をイーブンで回りながら、後半に3ボギーを叩く我慢の展開だったが“合格ライン”を2打上回って、来季の挑戦権を手にした。

 同い年のライバルで親友でもある宮里藍(29)は「すごく楽しみ。お互いに刺激し合えるので、すごくいいことだと思う」と歓迎。ともに1985年生まれで、ジュニア時代から様々な舞台でしのぎを削り合う一方、2002年の釜山アジア大会では一緒に日の丸を背負って団体戦銀メダルを獲得(藍は個人戦で優勝)した。

 そんな2人が米ツアーに舞台を変えてプレーすることになる。横峯は「本当によかったし、安心した。海外は苦手意識が強かったが、今年結婚したので、主人と二人三脚でというところ。もっとゴルフと向き合いたいと思う」と意欲を示した。