男子ゴルフの今季国内ツアー最終戦「日本シリーズJTカップ」(4日~、東京よみうりCC=パー70)へ向け、賞金ランク1位の小田孔明(36)、藤田寛之(45=葛城GC)は3日のプロアマ後、対照的な賞金王取りのプランを明かした。小田は「初日で決まるんじゃないか」とスタートダッシュを宣言。逆転の可能性がある3選手はいずれも優勝が絶対条件となるだけに、自らの好発進で戦意喪失を誘う作戦だ。

 一方の藤田はジワジワと追いかける展開をイメージ。大会3連覇を果たした2012年は初日に9アンダーをマークしての独走だったが「自分が引っ張るというより、先頭グループに食らいつこうという感じ」。初の栄冠を目指す小田に、プレッシャーをかける。