日本プロゴルフ協会会長で五輪競技対策本部の強化委員長を務める倉本昌弘氏(65)が3日、新型コロナウイルスの検査で陽性となり米ツアー「ロケットモーゲージ・クラシック」を棄権した東京五輪代表の松山英樹(29=LEXUS)の状況について説明した。

 倉本氏は国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」3日目のラウンド後に取材に応じ、松山については日本ゴルフ協会(JGA)を通じて報告を受けたことを明かした上で「フロリダの自宅に戻ったと聞いている。症状は全く出ていない」と説明した。

 2週後の「全英オープン」、東京五輪へに向けては「『全英オープン』については(主催団体の)R&Aと調整している。五輪についてはJOC(日本オリンピック委員会)に報告した。我々はそれ以上何もできない」と語るにとどめた。