ゴルフの国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」最終日(23日、宮崎・フェニックスCC=パー71)、石川遼(23=CASIO)は71とスコアを伸ばせず、1アンダーの31位に終わった。ともに米ツアーを主戦場とする同世代の松山、ジョーダン・スピース(21=米国)が優勝を争うなか、インスタートのいわゆる“裏街道”でのプレーに「悔しいに決まってるじゃないですか」。

 調子は悪くないにもかかわらずスコアが出ない現状を「ミスをした後、次のリカバリーよりも、スイングのことを考えてしまっている。気持ちのバランスが悪い」と分析した。

 27日開幕の「カシオワールドオープン」(高知)に向け「もっとガツガツ、スコアを意識していきたい」。得意のコースで、次こそは存在感を示す。